一括作品紹介


罪のココロ
(2000年5月〜7月)
最初に書いた小説。原稿用紙換算約200枚の中編。ある日起こった女子高校生の轢き逃げ事件をきっかけに、周囲の人間たちが麻薬密売へと巻き込まれていく。(掲載停止中)

いつか…
(00年11月〜01年2月)
約600枚程度の長編。白河高校へ赴任してきた教師・箱崎は、一人の少女と出会う。彼女は、何故か彼のことを知っていた。そして彼の登場を契機として、止まっていた時間の歯車もまた動き出す。書き直しも途中で断念した駄作。(掲載停止中)

或る不発弾
(2001年7月)
短編。地中に埋もれていた不発弾の、ごくごく短い思い出話。

七月猫
(2001年6月〜8月)
最初の連続掌編型。とある男が、七月猫と呼ばれている猫を探しながら、六月猫と共にいる少女や不可思議な住人たちと触れ合っていく。殆どの話が原稿用紙一枚以内に収まっていて、いつの間にかすらすら読めていくのが特徴です。

夜って、温かいよね
(2001年9月〜04年2月)
「私」は、息子の洋二・妻の一恵の三人家族だった。しかし彼は、自分の子どもに対してどうしても父親になり切れないでいた。中篇の予定だったものを短編にまとめ直した80枚程度の作品。


(2001年9月〜)
更新中。中学生である和紀の元に、幼い頃に別れた姉・佳奈子が戻ってくる。南九州の小さな田舎町で、従弟の昭、先輩である千絵を挟み込んだ歯車は、不格好に回ろうとしていた。

祭りのあと
(2001年10月)
短編。郷里に帰省した浩二は、祭りの場で一人の少女と出会う。その子は、小学生の頃に思いを寄せていた彼女によく似ていた。

孤独な大時計
(2001年10月)
短編。忘れ去られてしまった町で、彼女は生き続ける。某所に投稿した際に賛否両論色々な評価を受けた作品。

寝転がり地蔵
(2001年11月)
短編。ずっと空を見上げることばかりしていた地蔵を、不意の来客が訪れた。それで彼は、忘れてしまっていたことを思い出した。何故自分がこうして空を見上げているのかということを。

小さな夜空の物語
(2002年1月〜)
更新中。連続掌編型。夜空を渡りたい「僕」の話の他、「夜空」に関する話を綴っていく作品。ただ七月猫とは違い、ちょっと訳が分からないと思います。

遠眼鏡
(2002年5月、04年2月)
更新中。分類すれば詩。付けるほどのコメントもありません。

月夜十景
(2002年6月)
連続掌編型。様々な月の挟まった十の話。1から9に関しては、特にこういった順番で読んで欲しいというものはないです。

ニギリメシの死
(2002年8月)
短編。安岡という老人には、一風変わった日課があった。そして、時代の流れの中で物事は変質していくものだということを、彼は知らなかった。

金魚の夢
(2002年9月)
短編。島津忠夫はただ生きているだけのような生活を送っていた。そんな彼の元に、金魚が現れる。金魚と絡み合いながら送られてきた忠夫の人生を描いた、原稿用紙換算約80枚の作品。

鎮守の森の午後
(2002年11月)
詩。神社を舞台にした、ある男の過ごした一時。

きぃちゃん
(2004年1月)
掌編。姉のほんの出来心から起きてしまった、悲しいお話。

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