空はなくなっていた。
 僕は驚いて家に駆け戻り、天体望遠鏡を取り出した。
 覗いてみると、きちんと空はあった。

 後になって人に話すと、皆僕のことを阿呆だと指差し笑った。
 けれども多分、僕も正しかったのだ。

 続き 帰る