頂を踏みしめたときに私はそれを見た。 遥か彼方から駆け抜けてきた夜空が、瞬く間に太陽を飲み込んだ一部始終を。 私はその詳細について語り得る口も、書き得るインクの一滴も持たない。 何故なら、それを知り、且つ真実だと思う者は、常に狂人と認定されることだろうから。 『或る偉大なる探検家の日記』最後の一頁より 続き 帰る