小さな砂粒が一つ、ぽつんと眼前に浮かんでいた。
 目を凝らしてよく見ると、それにはちゃんと顔があって、こちらが気付いたことを知るなりにい、と笑った。
「ようこそお客様。ここは貴方の捜し求めている世界の一つです」と言い加えながら。

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